つくしの日記

趣味やら日常について思っていることを喋っている初心者です。

HSPのオタクが就活する②

 

 

前回の続きです。

 

当時の私

「人が普通にできていることが自分にはできない。苦しい家計からなんとか中高大12年間私立学費を捻出してもらってるのに、もし就職できなかったら

 

 

悪い方向にばかり考えていたので、実は前年度の合説から参加しました。

 

当時まだ1回生です(今考えたら場違いが過ぎる)。

 

いつどんな状況だと泣きやすいのか、

自分のことは分析しまくったから、

次は敵を知ることだ!!!

と思ったわけです。

 

 

就活とはどんな流れで何をするのか?

 

調べまくりました。

 

ES・履歴書②一般常識筆記テストorSPI→③何度かの面接内内定

 

大体の会社がこんな感じ。

 

①についてはほぼ負けナシで、本気で書いたものは全て通っていました。

(今思えば、口で話すよりも文で書く方が得意なINFJを遺憾無く発揮したわけです)

 

 

②についてはゴリゴリの文系で数字弱者なので、

文系用の初歩編みたいなシリーズから始めました。

 

塾講バイトの先輩にききながら何周もやってやり方を身につけ、

苦手を潰したあとにやっと普通の問題集も譲り受けたりして頑張りました。

 

努力主義者なので、効率の悪いコツコツ勉強は得意なのです。

 

 

そして③。

結論から言うと私の就活は成功と言っていいと思います。

 

あらゆる可能性を考えていたので

「予想を超える結果」が起こらなかった。

 

パニックにならずにすんだので、

わかりやすく面接中に涙を流してしまったことは最後までありませんでした

(心ではパニックで泣いていましたが)。

 

自己分析・業界分析・会社分析・そして就活そのものの分析を必要以上にやり込み、

会社ごとにガチガチの面接台本を作ります。

それからひたすら声に出して練習、練習、練習

 

 

何も特技がないので、長年オタクをやってきた経験上、

相手を分析して攻略のために努力できることだけが唯一の取り柄です。

 

 

本番も、「どうせ落ちたらもう一生会うことのない人だしな」と思うと

はっきり忌憚のない意見が言えることに気づいたんです。

 

大丈夫。

笑顔で堂々と生意気言ってれば良い。

どう思われても所詮初対面のおっさんや。

 

そのきもちで挑んだら面接まで進んだ企業はほぼ全勝でした。

売り手市場でよかった

 

 

もっとも、前日夜からずっと緊張してるし、

もしまた泣いたらどうしようという気持ちと過去のトラウマが常にあるので、

 

朝から何も食べられず吐きそうになりながらJRの新快速に乗ったことも何度もありました。

 

「泣くのを我慢して笑っている自分は本当の自分なのだろうか?」

と悩んでばかりでした。

 

堂々と話している周りの就活生と、泣くのを抑えてるだけの自分を比較して、

「帰ったほうがマシなんじゃないか?」と思うことも。

 

 

もう劣等感で泣きそうにすらなるので、

最早なんの涙かわからないわけです。

 

(あと私の場合はもうコロナ禍に入っていてマスクがあったから、

どうしても涙が出そうな時は鼻から流すという謎の技を身につけることになりました。)

 

 

自己肯定感低すぎオタクは、

社会に出たら自分より仕事ができない人がいて焦ることがあるとは

この時思ってもいませんでした。

 

世の中は意外と現場猫で回ってるんだな〜

と今になって思います。

 

HSPであることは親に少し話したこともありますが、

よくわかってもらえませんでした。

 

1人で苦しむ就活の話。

次回が最終章です。